令和3年度女性獣医師活躍推進のための取組状況調査概要(令和3年度調査)
調査時期:令和3年6月30日現在
問1-1(女性会員数等について) (単位:人)
職域部会名 |
会員数 |
女性会員数 |
女性部会長等数 |
(内訳) |
産業動物 |
4,428 |
834 |
5 |
部会長2名、副部会長2名、理事1名 |
家畜衛生 |
1,323 |
424 |
2 |
部会長2名 |
公衆衛生 |
3,477 |
1,179 |
9 |
部会長6名、副部会長3名 |
農林水産 |
510 |
164 |
1 |
理事1名 |
小動物 |
8,241 |
2,011 |
3 |
部会長2名、理事1名 |
学術・教育機関 |
730 |
194 |
0 |
ー |
上記以外 |
2,332 |
451 |
3 |
部会長1名、副部会長1名、理事1名 |
合計 |
21,041 |
5,257 |
23 |
ー |
(注)職域部会名等欄の区分については、地方獣医師会での区分を勘案した便宜上の区分名称。
(注)職域部会名等を設置していない地方獣医師会は上記表に積算されていない。
問1-2(会員獣医師数及び加入率について)
|
獣医師総数 |
会員数 |
加入率 |
男 性 |
27,146 |
19,146 |
70.5% |
女 性 |
12,564 |
5,444 |
43.3% |
合 計 |
39,710 |
24,590 |
61.9% |
(注)獣医師総数は、平成30年12月31日現在の獣医師法第22条届出状況から抽出
問1-3(女性役員数等について)
|
役員総数 |
うち女性 |
女性割合 |
会 長 |
55 |
0 |
ー |
副会長 |
132 |
7 |
5.3% |
専務(常務)理事 |
41 |
0 |
ー |
理 事 |
597 |
58 |
9.7% |
監 事 |
149 |
16 |
10.7% |
計 |
974 |
81 |
8.3% |
問2-1(女性獣医師数の把握状況について)
地方会の調査で把握 |
4 |
7.3% |
国・検討のデータで把握 |
8 |
14.5% |
把握していない |
43 |
78.2% |
問2-2(未就業女性獣医師把握のための取組みについて)
取り組んでいる |
2 |
3.6% |
取り組んでいない |
53 |
96.4% |
問3(女性獣医師に関わる委員会等の設置の有無について)
設置している |
7 |
12.7% |
設置していない |
47 |
85.5% |
設置予定 |
1 |
1.8% |
〇女性獣医師に関する委員会等の具体的な活動内容について
①女性獣医師が活躍促進のための就業環境等の改善に関すること
②女性獣医師の復職支援に関すること
③すべての獣医師の職場環境の向上に関すること
④その他委員会に置いて必要と認めた事項に関すること
問4-1(女性会員を増やすための取組みについて)
取り組んでいる |
6 |
10.9% |
取り組んでいない |
49 |
89.1% |
〇「はい」と回答された地方会の具体的な取組事例
・新卒、新規就職等の女性獣医師の職場において同僚又は上司の会員等が入会勧誘を行っている。
・女性獣医師支援対策WG(非常設)で県内女性獣医師の現状調査を実施した。
問4-2(女性役員を増やすための取組みについて)
取り組んでいる |
20 |
36.4% |
取り組んでいない |
35 |
63.6% |
〇「はい」と回答された地方会の具体的な取組事例
・理事の選出区分に「女性獣医師関係」を新設した。
・委員会に置いて女性役員に関する案件を継続して検討している。
また、各支部においての役員登用を勧めている。
問4-3(育休等の際の会費減免制度について)
設けている |
9 |
16.4% |
設けていない |
46 |
83.6% |
〇「はい」と回答された地方会の具体的な取組事例
・求職者は、会費の半額または全額免除としている。
・出産・育児、介護、入院・療養棟での休会者に対し、会費を免除している。
さらに一般会員と同様の権利を付与し、研修会・学会等への参加を促している。
問4-4(育児・介護休業規程等、就業を継続しやすい規則について)
設置している |
11 |
20.0% |
設置していない |
44 |
80.0% |
〇「はい」と回答された地方会の具体的な取組事例
・労働契約書と就業規則のテンプレートをHPの会員サイトに掲載している。
・2歳に達するまでは育児休業を、3歳に達するまでは育児短時間勤務、子供の看護休暇、
労働時間の制限等を育児休業および介護休業等に関する規定で定めた(令和2年9月制定)
・獣医師会が運営する夜間病院には就業規則及び育児・介護休業規程が設けられている。
問4-5(人材バンク等の設置について)
設置している |
2 |
3.6% |
設置していない |
53 |
96.4% |
〇「はい」と回答された地方会の具体的な取組事例
・HPに「人材情報窓口」として、獣医師求人サイトを開設している。
掲載情報をもとに、機関や動物病院などに連絡して求職活動が可能。
・代替獣医師等確保のため無料職業紹介事業所の認定を受け、活動を行っている
問4-6(女性獣医師復職支援研修等の開催について)
開催している |
1 |
1.8% |
開催していない |
54 |
98.2% |
〇「はい」と回答された地方会の具体的な取組事例
・女性部会において女性会員を対象にアンケートを行うとともに、
研修会や講習会等について検討している。
問4-7(女性獣医師の相談窓口の設置について)
設置している |
1 |
1.8% |
設置していない |
54 |
98.2% |
〇「はい」と回答された地方会の具体的な取組事例
・全体に対してではあるが「ハラスメント相談窓口」を設定している。
問4-8(ポータルサイトのバナー掲載について)
掲載している |
39 |
70.9% |
掲載していない |
14 |
25.5% |
問5(活躍推進のための優先順位) (単位:地方会数)
|
最重要 |
重要 |
並 |
人材バンク創設 |
23 |
11 |
1 |
求人サイトの改善 |
14 |
17 |
2 |
その他 |
7 |
|
6 |
(その他)女性獣医師の活躍推進に関することについて、ご自由にご記入ください
・職場における女性獣医師の現状の把握のため懇談会を実施した。
・「男女がともに獣医師として活躍をつづけるための懇談会」を開催した。
各職域から幅広い年代の女性獣医師と本会会長をはじめ、各職域から管理職級の男性獣医師が参加した。
家畜診療に従事する農業共済組合勤務の女性獣医師と、家畜保健衛生所勤務の女性獣医師が、
スライドを用いて職場や生活について紹介し、この事例をもとにディスカッションが行われた。